パンフレットより
 太陽光発電や風力発電などの自然エネルギーは、石油・石炭などの化石燃料と違って炭酸ガスなどの温室効果ガスを排除しません。しかし、コストが高く、なかなか普及しないのが実状です。そこで電力業界はこの10月、グリーン電力制度の導入にふみきりました。これは、消費者が毎月の電気料金に上乗せして一口500円寄付し、同額を電力会社も拠出します。その集まった資金を、風力発電や太陽光発電など自然エネルギーの普及促進に充てるのです。基金の運営は通産省所管の公益法人が願う一種のボランティアですね。中部電力の話では、一宮管内ではまだたったの4件(11月現在)だそうです。環境への意識は低く、普及にはまだまだ時間がかかりそうです。

 当落語会でも、少しでも環境への負荷を少なくするためのお手伝いということで、次回からパンフレットの用紙を、ちょっと経済増ですが、70%の再生紙を使うことにしました。

 さて、お運びをいただきありがとうございます。20世紀最後の会は東京のホープ昇太師匠です。新作1作とあと1席古典とのこと。爆笑落語をお楽しみください。まちがいなく会場は笑いの渦となりますよ。笑い声や笑いのパワーで発電できたらこんないいことはないのにねえ。ごゆっくりどうぞ。

第45回『春風亭昇太』2000年12月10日

演目:ストレスの海・壷算・宴会の花道 参加者:87名